採用情報・ワークライフバランス等

平成29年1月18日
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参加者

山本 夏穂(東京大学)
大臣官房国際報道官室
森田 大基(慶應義塾大学・パリ政治学院)
総合外交政策局国連政策課
高橋 令好(大阪大学)
アジア大洋州局南部アジア部南東アジア第一課
栗本 一輝(東京大学)
欧州局中央アジア・コーカサス課
樫村 早紀(東京外国語大学)
中東アフリカ局中東第一課
徳嶋 悠輔(慶應義塾大学)
経済局サービス貿易室

実習内容

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  • 栗本:私は、欧州局中央アジア・コーカサス室で5週間インターンをさせていただいています。皆さんには馴染みの薄い地域かもしれませんが、非常に面白い地域です。私の業務は、9月末に開催される「中央アジア+日本」対話というイベントの準備として、リサーチはもちろん大使館の方や省外の方たちとの連絡など、幅広く仕事を行わせて頂きました。また、中央アジアを中心とするユーラシアの輸送網の調査や、大使のお出迎えなども行いました。
  • 山本:私の配属先は国際報道官室というところです。主要な仕事の一つは外国の各国メディアが日本についてどのように報道しているかを調べて分析することです。私が直接担当させていただいている業務は、毎朝、New York TimesWall Street Journalなどといった主要英字新聞の日本関連記事の和訳です。またそれとは別に、自分の研究テーマのリサーチとして、アメリカのテレビメディアに着目し、どのような報道がされているのかを調べています。研究に関しては、省員の方が非常に親身になって相談に乗って下さります。
  • 森田:私がいるのは総合外交政策局の国連政策課です。この課は国連の安保理政策を所管する課であり、国連総会、そして今年は日本が非常任理事国であるため、安保理内業務を中心的に担当しています。私の業務は、過去1年の安保理の動向を資料にまとめたり、日本の安保理政策の英文資料を作ったりする事でした。
  • 徳嶋:私は経済局サービス貿易室でインターンをさせていただいています。主にサービス貿易の自由化について取り扱っています。物の貿易には関税による規制がありますが、サービスの貿易にも規制があります。WTO協定や経済連携協定等で自由化するとともに必要な分野の留保についても規定していくわけです。この留保を含めて、経済連携協定等におけるサービス分野の交渉を主に行う室です。室の方はTPPやTiSAという新しい協定に向けて忙しそうでした。私は日本の留保を一覧にしてまとめたり、WTOの機関から送られてきた日本の留保に関する質問への回答を作成したり、民泊サービスをサービス貿易規制の観点から分析するなどの業務を行いました。
  • 森田:結構、経済産業省の色合いも強そうですね。
  • 徳嶋:実際、経済産業省の意向を確認する作業も多々あります。ただ、経済産業省だけでなく、国土交通省や法務省など各省庁が各分野を所管しているので、それぞれから確認を取らなければいけません。官民問わず、様々な機関から出向されている方も多かったですね。
  • 高橋:私は南東アジア第一課でお世話になっています。南東アジア第一課は、東南アジアの大陸部のメコン諸国を扱っている課です。今は、来週開催されるASEAN関連首脳会議にむけた準備をしています。中でもプレス対応の資料などの準備をお手伝いさせていただいています。その他、要人往来の時にお茶出しのお手伝いもさせてもらいました。
  • 樫村:私は中東第一課でインターンしました。主にやった事は、ISILの動向と日本のISIL対策資料の更新でした。あと、イスラエルによるパレスチナへの入植活動について、新しい入植活動があるか、それに対する各国や国連の声明を調べて毎日担当の方に報告していました。また、米国務省との職員交換プログラムで来ている方の日本語の報告書のチェックや、その他に英語の和訳もしました。

やりがい

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  • 栗本:私は、先ほど述べたイベントで配布する、ポストカードやクリアファイルといった記念品を作りました。デザインから、発注先の選定から取引まで仕事を任せて頂いてまさかここまで仕事に関わらせて頂けるとは思っていなかったし、自分の作ったものが決裁書として回り、そして実際に形となったことは、とてもやりがいを感じることができてよかったです。
  • 徳嶋:外務省のインターンは、研修を受ける形式のものではなく、実際に職員の一人として働くので、自分がやったことが他の省に対する説明で使われたりなど、役割を与えられている点でやりがいを感じる部分は大きいですね。

参加して良かったこと

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  • 森田:私は、大学で国際法を勉強したので、国連政策課を選びました。そのため、学術的な視点と現場での視点の両方を見ることができて面白かったです。学問からはわからない外交の難しさと面白さを感じる事ができました。
  • 徳嶋:具体的に何が面白かったですか?
  • 森田:私の課は、先週末開催されたTICAD VI関連の業務や9月から始まる国連総会の準備等を担当していました。バイ、マルチ双方の臨場感溢れる外交の「現場」を垣間見ることができました。週末、TICADのニュースが更新される度に職員さんの顔が、頭の中を過りました。
  • 高橋:私は、大学でビルマ語(ミャンマー語)専攻で、大学でやっているだけだとどう使っていったらいいのかわからなかったのですが、今回、実際東南アジアを担当している課に参加したら使えるのが当たり前でした。使えてこそ、情報収集ができるという感じでした。

  • 徳嶋:え?今回、自分でビルマ語で情報収集したのですか?
  • 高橋:いや今回は使ってないです(笑)でもやっぱり英語だと詰められない細かい部分も、ミャンマー語ができるから情報が得られるとかはあるのだなと思いました。生きた情報というか、そういうのは大事なのだと思いました。

インターン前にやっておけば良かったこと

  • 栗本:仕事とは少し離れて考えると、せっかく省員の方々とここまで密に接する機会を与えて頂いたのだから、直接聞いておきたいことをあらかじめ頭の中で整理しておけば、昼食に連れていって頂いた時などにしっかり聞きたいことを聞くことができて、後からこれも聞いておけば良かったっていうのが少しでも減ったんじゃないかな、と思いますね。
  • 樫村:あと、例えばG20とか国際会議の時期を知っていると、自分がインターンに行った時、課内で何が話されてるのか、すぐ分かるかもしれないです。

来年インターンを考えている学生へ

  • 山本:外務省のパンフレットや説明会では分からない、省員の方々の魅力などを肌で感じることができるのはインターンならではだと思うので、外務省に少しでも興味があれば、是非チャレンジしてみることをおすすめします。
  • 徳嶋:デスクワークが多かったですね。ただ実際に働いている方の話を聞くと、デスクワークも実際に働く上での一面であるということがよく分かったので、その他の面を見るためにも自分から働きかけて多くの人と話すといいと思います。
  • 樫村:職員の皆さんとお昼に行って話せるし色んなところから出向で来ている方とも話せて、とても面白いです。あと、少し変なアドバイスですが、パソコンのブルーライトか何かで凄く目が疲れたので、そういう対策をしていくといいかもしれません。

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