国際儀礼(プロトコール)

プロトコールの基本

平成31年3月29日

 海外のお客様を迎えるための服装や席順など,国際的な基本儀礼やエチケットの情報です。

国際儀礼(プロトコール)

(1)プロトコールとは

 国家間の儀礼上のルールであり,外交を推進するための潤滑油。
 また,国際的・公式な場で主催者側が示すルールを指すこともある。

(2)プロトコールの精神

ア 国の大小に関係なくすべて平等に扱う
国の大小で序列を決定しない
(例:駐日大使の序列は,着任順が原則)
イ 誰もが納得するルールに従う
無用の誤解を避け,真の理解を促進するための環境作り
基本は,先方・当方共に不快な思いをしないような配慮

(3)基本ルール

 先任者優先(先着順)
 原則として右上位(国旗の並び順,自動車の座席等)

国旗

 国旗は国の象徴であり,国旗に敬意を表することは国際社会の基本的なマナーである。
 右(向かって左)上位が原則(日本では相手国旗上位)
 国連基準サイズ/縦:横=2:3(英国,ネパール等例外もある)

(1)国旗の取り扱いの基本

 以下のような掲揚は原則行わない。

  • 破損,汚れた国旗の掲揚
  • 雨天・日没後の掲揚
  • 国旗と団体旗の併揚

(2)複数国の国旗の掲揚

ア 2か国の場合
(画像1)複数国の国旗の掲揚(2か国の場合)
 日本では,外国に敬意を表すという意味から,右(向かって左)上位に外国国旗を,左(向かって右)下位に日本国旗を掲揚する。なお,自国旗を優先して上位に掲揚する国(アメリカ合衆国,カナダ,フィリピンなど)もある。
イ 3か国以上
 下記のような方法が考えられる。
(ア)国旗を国連方式による国名アルファベット順に従って,向かって左側から右側へ掲揚する。
(画像2)3か国以上
(イ)国の数が奇数で,日本がホスト国や議長国の場合は,日本国旗を中央に配置し,外国国旗を国連方式による国名アルファベット順に中央より向かって左側から左右交互に掲揚することもある。
(画像3)国の数が奇数

(3)卓上旗

ア 2か国の場合(日本がホスト国の場合)
 上記(2)アと同様とする。(Aが外国側,Bが日本側座席)
(画像4)2か国の場合
イ 3か国の場合(日本がホスト国か議長国の場合)
 左図のように,日本を中心に,向かって左から国連方式による国名アルファベット順に配置することもある。
(画像5)3か国の場合
ウ 留意点
(画像6)留意点
 交差する場合の国旗の位置は,向かって左側に外国国旗,右側に日本国旗となる点は変わらないが,ポールの交差する部分は外国国旗のポールが手前になる。
(画像7)記録用写真撮影や取材(TV・写真)がある場合

(注)記録用写真撮影や取材(TV・写真)がある場合は,カメラ写りを優先し,卓上旗を下のように配置するのが良い。

服装

 行事主催者の服装指定に従う。洋服の場合の目安は以下の通り

男性 女性
<夜・正礼装> ホワイト・タイ
(燕尾服)
ロングイブニング・ドレス
(ヒール丈又はトレーン丈(引き裾))
<夜・準礼装> ブラック・タイ
(タキシード)
セミイブニング・ドレス又はディナー・ドレス
(くるぶし丈又はヒール丈が正式。最近ではショート丈も可)
<昼・正礼装> モーニング・コート アフタヌーン・ドレス
<昼/夜・略(礼)装> 平服
(ダークスーツ,ラウンジ・スーツ)
平服
(ワンピース/スーツ等)

 中心となる席を決めた上で,出席者の序列にしたがい座席割りをする。さらに,会合の趣旨,男女等も勘案して決定する。

プロトコールでよくあるご質問

 海外からのお客様を迎えるにあたり,よくあるご質問をまとめました。


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