公邸料理人
在外公館料理人の募集
1 採用期間
原則2年間(1年毎の延長可)。なお、赴任先により2026年1月の契約開始(ただし、任期の起算は2026年4月)と4月の契約開始を予定しています。
2 職務内容
「食の外交官」として、公邸等での会食やレセプションのために調理業務を実施するほか、日本の食文化や日本産食品のPR、風評被害対策等を積極的に行っていただきます。なお、調理業務においては、原則としてメニュー作成から買出し・調理、在庫管理、会計処理まで行うこととなります。
3 待遇
- 大使館や総領事館等の在外公館と委託業務にかかる公的契約を交わし、契約期間中、同委託業務に対して、毎月一定額の報酬(委託料)が支払われます。なお、報酬については勤務地によって異なります。採用決定後、赴任前に契約書に署名いただきます。
- 報酬には、以下が含まれています。
- 任国での生活により要する経費(公館毎に異なる)等
- 配偶者同伴の場合の追加的報酬
- 民間賃貸住宅に居住する場合の追加的報酬
- 赴任前には、職務内容や在外公館料理人としての心構え等、「食の外交官」として必要な素養につき、外務省にて研修を予定しています。
- 在外公館との公的契約は雇用契約ではなく、契約期間における病気やけが等に対する補償は受託者自身で用意する必要があるところ、海外旅行保険等に加入いただきます。なお、保険料は加入時に自己負担していただきますが、赴任後に毎月補填されます。
4 募集公館
在アトランタ総領事館、在デトロイト総領事館、在デンバー総領事館、在ヒューストン総領事館、在カナダ大使館、ICAO(国際民間航空機関)代表部(モントリオール)、在モントリオール総領事館、在カルガリー総領事館、在ブラジル大使館、在レシフェ総領事館、在クリチバ総領事館、在ドミニカ共和国大使館、在エルサルバドル大使館、在コスタリカ大使館、在ホンジュラス大使館、在ジャマイカ大使館、在フィンランド大使館、在ストラスブール総領事館、在ハンブルク総領事館、在ハンガリー大使館、在ロシア大使館、在アイルランド大使館、在アゼルバイジャン大使館、在アルメニア大使館、在ウズベキスタン大使館、在北マケドニア大使館、在ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館、在アルバニア大使館、在キプロス大使館、在スリランカ大使館、在ムンバイ総領事館、在デンパサール総領事館、在ペナン総領事館、在セブ総領事館、在ダバオ総領事館、在釜山総領事館、在済州総領事館、在青島総領事館、在ダナン総領事館、在ホーチミン総領事館、在モルディブ大使館、在パース総領事館、在マーシャル大使館、在パラオ大使館、在イラン大使館、在イスラエル大使館、在ジッダ総領事館、在イスタンブール総領事館、在バーレーン大使館、在アラブ首長国連邦大使館、在カタール大使館、AU(アフリカ連合)代表部(アディスアベバ)、在ガボン大使館、在モーリシャス大使館
(注)募集公館については、今後、随時更新予定です。
5 応募条件
- 調理師免許を取得していること
- 調理師免許を未取得の場合は、調理従事歴5年以上の方
- 当該契約期間にわたり、継続して業務への従事が可能なこと
- 日本国籍を有し、外国籍を有しないこと
- (注)年齢制限はなし
- (注)一人でコース料理の前菜からデザートまで調理できること
- (注)日本の食文化のPRという観点から、寿司や天ぷらといった和食が調理できること
6 応募期間
令和7年7月22日(火曜日)から8月31日(日曜日)
7 応募方法
7月22日(火曜日)以降、外務省HP及び国際交流サービス協会ホームページに掲載される応募フォームへ必要情報のご入力と以下の必要書類の添付をお願いいたします。第一次選考(書類選考)通過者に対しては、国際交流サービス協会より、第二次選考(実技試験及び面接による人物試験)の案内をさせていただきます。なお、赴任希望地については、第5希望まで選択可能となります。
【必要書類】
- 戸籍謄本1通(発行日から3か月以内のもの)
- 調理師免許証(写)(調理師免許未取得の場合は、5年分の調理従事証明書)
- メニューシート
- (注1)戸籍謄本は受験者の外国国籍の有無を確認するために提出を求めるものですが、当該戸籍謄本のみでは外国国籍の有無が確認できない場合には、更に戸籍・国籍関係の追加書類を求める場合があります。
- (注2)応募はWEBエントリーのみとなります。
- (注3)必要書類が揃っていないとエントリーは出来ません。なお、エントリーに際して、「調理師を志した理由」「これまでの勤務経験の中で一番印象に残っていること」「在外公館料理人への志望動機」を各140文字以上で入力して頂きます。事前に準備しておく事を推奨します。
8 選考方法
選考は、応募期間終了後、実施いたします。第一次選考(書類審査)及び第二次選考(実技試験及び面接による人物試験)を行います。第二次選考の実技試験については令和7年10月15日(水曜日)から令和7年11月9日(日曜日)の期間内に実施いたします。面接による人物試験については令和8年1月から契約していただく公館については令和7年10月1日(水曜日)から令和7年10月24日(金曜日)の期間内にオンラインで実施いたします。令和8年4月から契約していただく公館については令和7年11月17日(月曜日)から令和7年12月5日(金曜日)の期間内にオンラインで実施いたします。選考結果は、第一次選考の結果は令和7年9月19日頃までに、第二次選考の結果(採用の合否)については令和8年1月から契約していただく公館については令和7年11月4日頃までに、令和8年4月から契約していただく公館については令和7年12月19日頃までにそれぞれ全員に通知します。第一次選考通過者には第二次選考について、受験要綱と日時・会場・設備情報を通知します。なお、上記日程は事情により変更する場合があり得ますので、予め御了承ください。
実技試験では、応募時にご記入いただいたメニューシートから前菜及び共通課題料理の二品を調理して頂き、審査します。なお、会場都合により前菜のみの審査となる事もあります。
9 備考
次のいずれかに該当する者は、今回の募集に応募できません。
- 日本国籍を有しない者又は外国の国籍を有する者。
- 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者。
- 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他団体を結成し、又はこれに加入した者。
- 平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている者(心神耗弱を原因とするものを除く。)。
10 お問い合わせ先
一般社団法人国際交流サービス協会
公邸料理人担当
- 所在地:
- 〒104-0033
東京都中央区新川一丁目17番18号 白鹿茅場町ビル5階 - E-mail:
- ryorinin@ihcsa.or.jp