現地職員の本邦研修

令和6年12月2日
集合写真
座学の様子
明治神宮
土井善晴先生
東京タワー茶会
  1. 10月28日から11月3日まで、外務本省等において、令和6年度現地職員本邦研修を実施しました。
  2. この研修には、世界にある大使館や総領事館など我が国の在外公館で活躍する60名(50か国)の現地職員が参加し、外務本省において、広報文化や領事業務などそれぞれのテーマに応じたスキルアップを図りました(アジア太平洋地域から24名、北米・中南米地域から14名、欧州地域から15名、中東・アフリカ地域から7名が参加)。
  3. 本研修では、外務省関係局による関連業務に関する講義に加えて和食文化やマナーについての講義、さらに、オリンピックミュージアム及び国立競技場の視察、東京タワーでの茶の湯経験、明治神宮参拝、本所防災館等の視察も行いました。研修最終日には料理研究家土井善晴氏による、食文化に関する特別講義が行われ、参加した現地職員にとって、極めて有意義な研修となりました。
  4. 現地職員は、我が国の外交、特に在外公館の活動を展開する上で欠かすことのできない貴重な戦力です。今般研修に参加した60名は、約5600名の在外公館現地職員の中から、特に優秀と認められ選抜されました。
     本研修に参加した現地職員が、在外公館の各種業務に関連する制度や政策について理解を深め、また我が国に関する最新の知識・情報を直接取得することにより、館務への一層の貢献、ひいては我が国の外交活動の強化につながることが期待されます。
     また、本研修は、今回の研修により参加した現地職員自身の育成にとどまらず、日本外交の最前線で活躍するすべての我が国在外公館現地職員への知見の均霑も期待されており、在外公館の活動の更なる活性化に貢献します。

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