在外公館
平成30年度現地職員本邦研修の実施
平成30年10月22日
- 10月14日から10月21日まで,大使館,総領事館など我が国の在外公館で活躍する60名の現地職員(注1)を対象とする研修が外務本省等において実施されました。現地職員は,我が国の外交,特に在外公館の活動を展開する上で欠かせない貴重な戦力です。今般研修に参加した60名は,約5,200名の現地職員の中から,特に成績優秀と認められ選考されました。
(注1)アジア地域17名,大洋州地域4名,北米地域3名,中南米地域8名,欧州地域14名,中東地域5名,アフリカ地域9名,計60名 - 本研修では,外務省関係局課による関連業務に関する講義(注2)や和食研修(和食文化やマナーについてのレクチャー等),都内視察研修が行われました。15日には,研修参加者60名は阿部俊子外務副大臣を表敬し,阿部外務副大臣から感謝と激励の言葉を伝えました。
(注2)官房,領事,広報文化,外交儀礼,我が国の外交政策,国際法,日本経済,情報セキュリティ,国際協力等に関する本省幹部,職員及び外部講師による講義 - 本研修に参加した現地職員が,在外公館の各種業務に関連する制度や政策について理解を深め,また我が国に関する最新の知識・情報を直接吸収したことにより,館務への一層の貢献,ひいては我が国の外交活動の更なる強化につながることが期待されます。
また,今回の研修により参加した現地職員の育成にとどまらず,日本外交の最前線で活躍する全ての我が国在外公館現地職員の意欲を高め,日々の精勤への励みになることからも,在外公館の活動の更なる活性化が期待されます。