グローカル外交ネット

令和8年6月26日

神奈川県湯河原町観光課

 2026年5月23日及び24日、外務省と神奈川県湯河原町は、「湯河原町 温泉文化と和のおもてなし体感ツアー」をテーマに、駐日外交団を対象とした湯河原温泉への視察ツアーを実施し、19か国・1国際機関から26名の大使他が参加しました。
 本ツアーでは、東京からもっとも近い秘湯の趣がある湯河原温泉の歴史や文化、伝統行事、地域一体となった温かな「おもてなし」の心を参加した外交団に体感していただきました。

1 外務省主催昼食会

 奥湯河原の渓谷に佇む老舗料亭旅館「山翠楼」で外務省主催の昼食会が行われました。
 外交団らは、湯河原の豊かな自然と料亭旅館ならではの和食料理を堪能しました。

 また、日本旅館に受け継がれる接客文化の「おもてなし」を体感したほか、温泉入浴の作法や浴衣の着方などの温泉文化について学びました。

2 万葉公園散策

 日本最古の歌集「万葉集」にも詠まれた湯河原の歴史を感じられる万葉公園を散策し、渓流のせせらぎや木々の緑、静寂な空間と安らぎを満喫しました。

万葉公園での記念写真

3 「湯かけまつり」での神輿担ぎ体験

 湯河原の伝統行事を体感するプログラムとして、外交団は「湯かけまつり」に参加し神輿担ぎ体験をしました。神輿に向かって温泉のお湯を掛け合う勇壮な祭りは、湯河原温泉の発展を支えてきた地域の人々の絆を象徴する行事です。威勢の良い掛け声とともに神輿を担ぎ、沿道から惜しみなく温泉をかけられた外交団は、全身ずぶ濡れになりながらも笑顔を見せ、祭りの熱気と迫力を存分に楽しみました。

神輿担ぎを体験する外交団

4 和菓子作り体験

 「和菓子処・味楽庵」にて、日本の伝統文化を象徴する和菓子づくり体験を行いました。職人の指導を受けながら、日本を象徴する花である「桜」と「藤」をモチーフにした和菓子を制作し、「桜」の花びらを丁寧に形づくり、「藤」の花房を繊細に表現するなど、お互いの作品を見せ合いながら感想を語り合いました。

和菓子作り体験を行う外交団

5 町立湯河原美術館見学

 町立湯河原美術館では、学芸員の説明を受けながら湯河原ゆかりの展示作品を鑑賞し、日本美術の特徴や作家の創作背景について理解を深めました。
 また、日本画家である平松礼二画伯の「見えるアトリエ」を見学し、創作空間の雰囲気に触れることで、表現の世界への関心を高めていました。芸術を通じて、日本人の感性や価値観に触れる機会となりました。

6 湯河原町主催昼食会

 湯河原町主催による交流昼食会が「ホテル城山」で開催されました。会場では、地元の食材を活かした和食が振る舞われ、外交団は日本の食文化を楽しみながら地域の観光関係者との交流を深めました。
 和やかな雰囲気の中で歓談が行われ、地域の参加者から、湯河原の産業や観光、地域の魅力について紹介を受けるとともに、外交団からは、前日に体験した湯かけまつりの神輿体験や万葉公園散策、旅館でのおもてなしなどについて感想が語られ、親睦を深める場となりました。

7 ちぼり湯河原スイーツファクトリー見学

 ツアーの最後に、外交団は「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」を訪問し、社長をはじめ、社員の皆様による心のこもった歓迎を受けました。外交団は、地域を代表する企業との交流を通じて、地域との関わりや地域貢献への取組について理解を深めました。また、「ちぼり」の社名の由来や、イタリア・チボリ市と湯河原町との姉妹都市交流の歴史についての紹介が行われ、企業名に込められた国際交流のエピソードに興味深く耳を傾けていました。
 そして、外交団は湯河原産のみかんを使用した洋菓子を試食し、地域資源を生かした商品づくりへの理解を深めました。施設見学後には、お土産コーナーで商品を購入する姿も見られ、家族や友人への贈り物選びを楽しみました。地域企業による温かなおもてなしは、湯河原の魅力を象徴するひとコマでした。

プログラム・訪問先

5月23日(1日目)
  外務省主催昼食会(料亭旅館 山翠楼)
  万葉公園散策
  「湯かけまつり」での神輿担ぎ体験

5月24日(2日目)
  和菓子作り体験(和菓子処・味楽庵)
  町立湯河原美術館見学
  湯河原町主催昼食会(ホテル城山)
  ちぼり湯河原スイーツファクトリー見学

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