調達情報

令和6年6月28日

 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成12年法律第100号。通称:グリーン購入法)第8条第1項の規定に基づき、令和5年度環境物品等の調達実績の概要を以下のとおり公表するとともに、環境大臣に通知する。

1 令和5年度の経緯

令和5年度については、同年4月に「環境物品等の調達の推進を図るための方針」を策定し、これに基づいて環境物品等の調達を推進した。

2 特定調達品目の調達状況

 特定調達品目の調達量等については令和5年度調達実績集計表(物品・役務)(PDF)別ウィンドウで開く、公共工事については令和5年度調達実績集計表(公共工事)(PDF)別ウィンドウで開くのとおりである。
 調達方針において、調達総量に対する基準を満足する物品等の調達量の割合により目標設定を行う品目については、すべて100%を調達目標としていたところであるが、令和5年度調達実績集計表(物品・役務)のとおり、判断の基準を満たす物品等を目標設定のとおり調達することができなかった品目が一部あった。判断の基準を満たす物品等が調達できなかったのは、物品を必要とする事務等の事情から一定の機能・性能上の必要性があったため、判断の基準を満たせない製品を入手せざるを得なかった場合などが理由として挙げられる。

3 特定調達品目以外の環境物品等の調達状況

 特定調達品目以外の物品についても、調達する品目に応じ、エコマーク等既存の情報を活用することにより、できる限り環境負荷の少ない物品の調達に努めた。また、機器類等については可能な範囲で修理・メンテナンス等を行い、長期間の使用に努めた。

4 その他の物品・役務の調達にあたっての環境配慮の実績

 物品等を納入する事業者等に対して、事業者自身が環境物品調達を推進するよう働きかけるとともに、1回あたりの発注数を増やし、納品回数を減らすことにより、包装の簡易化及び配達車輌の稼働を抑制するよう努めた。

5 評価

 令和5年度については、概ね調達方針に定めた目標を達成しているが、機能・性能上の必要性の理由により、目標を達成できなかった品目が一部該当した。また、同様の理由により上位の基準値を満たせず、最低限の基準値による物品の調達が一部あった。
 令和6年度以降については、より一層の環境物品の調達推進のため、可能な限り上位の基準値を満たす製品の購入を実施することとし、環境への負荷低減に努めるとともに、当省内のグリーン購入法に対する認識を高めるよう対策を検討・実施し、その他の品目の調達等に際しての環境配慮も継続する。

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