外交史料館
特別展示「日本とブラジルの120年」
近年の交流
平成27年10月14日
120周年記念ロゴマーク
ブラジル在住のブルーノ・ヒトシ・テルヤさんによってデザインされたこのロゴマークは、鶴の縁起物としての意味のほか、親しい人の健康などを祈って千羽鶴を折る習慣から友情のシンボルとして着想されました。折り鶴をモチーフに、日本とブラジルの国旗の色が使用され、両国の120年に及ぶ友情が表現されています。
セラード農業開発 (写真:JICA提供)
耕作に不適とされていたブラジル内陸部の広大な熱帯サバンナ地域、セラード。1977年~2001年にかけて行われた、土壌の改良や熱帯性品種の育種をはじめとする日本の農業開発支援によって、一大穀倉地帯に変貌し大豆の生産量も飛躍的に増加しました。日本の大豆輸入量の2割はブラジルから輸入しています(2013年)。
日本サッカーの発展にブラジルあり
Jリーグ発足後、ブラジルからトップレベルの選手や監督が続々と来日したことによって、日本のサッカーは飛躍的に発展しました。2014年、安倍総理はブラジルを訪問した際に、日本サッカーの発展に大きく貢献したブラジル人サッカー関係者に感謝の意を伝えました。