外交史料館

平成24年3月28日
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 平成23年度の講演会は、平成24年3月28日、沖縄返還問題研究の第一人者である河野康子法政大学教授をお招きし、「沖縄返還と日本外交」と題して開催しました。
 河野教授は、近年公開された外交文書等を活用し、1950年代後半の安保条約改定交渉時における「条約区域」をめぐる日米間の交渉過程について、沖縄・小笠原を「条約区域」に含むことの是非に関する議論を中心に、「潜在主権」の問題や当時の国会審議状況等にも着目して論じられました。

 本講演会の内容については、『外交史料館報』第26号に掲載されています。

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