イエメン共和国
茂木外務大臣によるアリーミー・イエメン大統領指導評議会議長への表敬
令和8年8月18日
現地時間8月18日午後3時30分(日本時間同日午後9時30分)から1時間、茂木敏充外務大臣は、訪問中のサウジアラビア・リヤドにおいて、一時滞在中のイエメン政府の実質トップであるラシャード・アル・アリーミー・イエメン大統領指導評議会議長を表敬しました。
- 冒頭、アリーミー議長から、茂木大臣の来訪を歓迎しつつ、長年にわたる日本の支援への謝意が表明されるとともに、信頼できるパートナーである日本との関係を一層深化させたい旨発言がありました。
- 茂木大臣からは、まず、令和8年熊本地震に対するイエメンからのお見舞いのメッセージに対し、感謝の意を表しました。また、バブ・エル・マンデブ海峡に面するイエメンの安定は、中東地域のみならず国際社会全体の安定と発展に直結していると指摘しつつ、日本は引き続きイエメン政府を支援していく旨述べました。
- イエメンをめぐる情勢について、茂木大臣から、直近の一連のホーシー派による攻撃を強く非難するとともに、イエメン和平の実現の重要性を改めて強調しました。また、イランに対しても、ホーシー派への自制を働きかけるよう求めてきていることを説明しました。これに対し、アリーミー議長から、日本の対応を高く評価するとともに、ホーシー派の動向や和平実現に向けたイエメン政府の取組に関する説明がなされました。
- イラン情勢に関し、茂木大臣から、事態の緊迫化が続き、米・イラン間の協議が進展していないことを心配しつつ、協議の再開や最終合意の実現に向け、日本としても最大限の外交努力を行っている旨説明しました。また、双方はイラン情勢とイエメン情勢の関係についても議論を行いました。
- 二国間関係については、茂木大臣から、7月に決定した食料援助を含むこれまでの対イエメン支援や、国連イエメン担当特使事務所(OSESGY)に対する財政支援や人的貢献を通じて、これまで日本がイエメンの安定に貢献してきている旨強調しました。また、日本が、「イエメン海上安全保障パートナーシップ(YMSP)」のコア・メンバーとして、イエメン沿岸警備隊の人材育成も支援していることについて言及するとともに、これは、日本が提唱している「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現にも資するものであり、引き続きイエメンの海上法執行能力の強化に貢献したい旨述べました。さらに、イエメンからの国費外国人留学生が増加しており、彼らがイエメンの国づくりに貢献し、日本との架け橋になることを期待している旨述べました。
- アリーミー議長からは、これまでの様々な分野における日本の支援に対する謝意が改めて表明されるとともに、イエメンも海洋国家であり、日本のFOIPを高く評価しており、こうした観点からも日本との連携を強化していきたい旨の発言がありました。
- 双方は、二国間関係の更なる発展と地域の平和と安定に向け、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
