サウジアラビア王国
アブドッラー・サウジアラビア王国国王崩御に際しての皇太子殿下及び福田政府特派大使の弔問
平成27年1月26日
1 1月23日,アブドッラー国王が崩御したことを受け,1月25日,皇太子殿下及び福田康夫政府特派大使は,サウジアラビア王国を弔問のため訪問した。
2 皇太子殿下及び福田政府特派大使は,25日午前日本を出発し,現地時間同日午後リヤドに到着,リヤド空軍基地にてトルキー・ビン・アブドッラー殿下(リヤド州知事,故アブドッラー国王の子息)らの出迎えを受けた。
3 同日午後7時49分から,皇太子殿下及び福田政府特派大使は,リヤドのヤママ宮殿にて,サルマン新国王,ムクリン新皇太子,ムハンマド・ビン・ナーイフ新副皇太子に対して天皇陛下の御弔意を伝達になり,弔意を表し,サルマン国王と懇談された。懇談においては,皇太子殿下より,皇太子同妃両殿下のサウジアラビア御訪問について故アブドッラー国王陛下(当時皇太子)に親しく接遇していただいたことに感謝し懐かしく思い出しますと述べられ,サルマン国王からは,殿下は親友であり,日本を愛しているとの発言がなされ,心のこもった和やかなやりとりが交わされた。
4 また,皇太子殿下は,サウジアラビア滞在中,同じく弔問に訪れていたフィリップ・ベルギー国王と懇談された。
5 皇太子殿下及び福田政府特派大使は,25日夜リヤドを発ち,日本時間26日午後帰国される。