カタール国

令和8年1月13日
握手をする茂木外務大臣とムハンマド首相兼外務大臣
日・カタール外相間戦略対話の様子

 現地時間1月13日午前11時20分(日本時間同日午後17時20分)から約100分間、茂木敏充外務大臣は、訪問中のカタール国において、ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニ・カタール国首相兼外務大臣(H.E. Sheikh Mohammed bin Abdulrahman Al-Thani, Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the State of Qatar)と第3回日・カタール外相間戦略対話を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、4年ぶりにムハンマド首相兼外務大臣にお会いし、同大臣と茂木大臣の間で2021年に開始した外相間戦略対話を再び開催できることを嬉しく思う旨述べました。ムハンマド首相兼外務大臣は、茂木大臣のカタール訪問を心より歓迎するとともに、両国の「戦略的パートナーシップ」を一層発展させていきたい旨述べました。また、両大臣は今年のFIFAワールドカップにおける両国チームの健闘に期待を示しました。
  2. 両大臣は、二国間関係について、「戦略的パートナーシップ」の下、以下のとおり、エネルギー分野に加えて、経済、防衛交流、第三国協力、文化・学術交流等の様々な分野で協力が進展していることを歓迎しました。
    1. エネルギー・投資
      両大臣は、液化天然ガス(LNG)を通じた互恵的関係の強化が極めて重要であることを確認しました。この中で、茂木大臣から、カタールから日本へのエネルギーの安定供給に対する謝意を改めて表明したのに対し、ムハンマド首相兼外務大臣は、引き続き、日本に対するエネルギーの安定供給にコミットしていく旨述べました。
       また、茂木大臣から、カタールによる日本への積極的な長期投資を歓迎する旨述べました。
    2. 防衛交流
      両大臣は、2023年に両国間で防衛当局間協議が立ち上げられ、2024年には海上自衛隊艦艇の12年ぶりのカタールへの寄港、統合幕僚長の初のカタール訪問が実現する等、二国間の防衛交流が着実に進展していることを評価するとともに、今後の一層の交流強化を確認しました。
    3. 第三国協力
      両大臣は、日本とカタール双方の知見を活用し、人道支援を始めとする開発協力分野での第三国協力を進めていくことで一致しました。
    4. 人的・学術交流
      茂木大臣から、横浜で開催予定のGREEN×EXPO 2027について、カタールが初の参加表明国となったことに謝意を表明しました。さらに茂木大臣から、両国の大学等との間で活発な学術交流が行われていることを歓迎し、今後も緊密に協力していきたい旨述べました。
       これに対し、ムハンマド首相兼外務大臣から、両国間の各分野での交流の更なる深化につき期待が表明されました。
  3. 両大臣は、最近の中東情勢を始めとする地域・国際情勢について、率直な意見交換を行いました。
    1. 特に、ガザ情勢については、茂木大臣から、カタールが停戦や人質解放のために担ってきた役割に敬意を表するとともに、直前のイスラエル・パレスチナ訪問も踏まえ、日本としてガザ再建を含め、中東地域の平和と安定に向けて積極的に役割を果たしていく旨述べました。これに対し、ムハンマド首相兼外務大臣は、地域の安定化に向けた日本の取組を歓迎するとともに、引き続き両国で連携していきたい旨述べました。また、両大臣はイランをめぐる現在の情勢についても意見交換を行いました。
    2. 両大臣は、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応や、最近の東アジア情勢についても意見交換し、緊密に連携していくことで一致しました。

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