カタール国
日・カタール首脳晩餐会

(写真提供:内閣広報室)

安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本29日午後6時45分から約70分間,安倍晋三内閣総理大臣は,公式実務訪問賓客として訪日中のタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ・カタール国首長殿下(H. H. Sheikh Tamim Bin Hamad Al-Thani, Amir of the State of Qatar)との間で首脳会談を行い,「戦略対話」の創設に関する共同宣言及び各種協力覚書等の署名に立ち会った後,同首長を招いて晩餐会を開催したところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,安倍総理大臣から, 改めてタミーム首長の4年ぶりとなる訪日を心から歓迎した上で,現在,アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているAFCアジアカップでは,両国の代表チームが健闘しており,今夜の試合でカタール代表が勝利し,日本代表と決勝戦で相まみえることを期待している,また来年は我が国で東京オリンピック・パラリンピックが開催され,2021年は日・カタール外交関係が樹立50周年を迎える節目の年であり,さらに2022年にはカタールでFIFAワールドカップが開催される旨述べ,互いの国民同士が文化やスポーツを通じて友好を深めるとともに,エネルギーにとどまらない,より豊かで厚みを持った関係を一層深化させていきたい旨述べました。
2 続いて,タミーム首長から,温かい歓迎に感謝した上で,先ほどの首脳会談においては,様々な分野における二国間の協力を強化していくことで一致できた,日本はカタールの一番の商業的なパートナーであり,この戦略的な関係をさらに強固なものにしていきたい,AFCアジアカップでの日本代表の決勝進出をお祝いするとともに,今夜,カタール代表が健闘し,決勝で日本と試合ができることを楽しみにしている旨述べました。
3 晩餐会は,非常に和やかな雰囲気の中で行われました。