中東

令和8年6月15日

 我々は、米国とイランの間で覚書が締結されたとの発表を心より歓迎する。米国、イラン政府、ならびにパキスタン、カタール、及びその他すべての仲介者を含む、この外交的突破口を開いた関係各国を称賛する。

 これは、地域安定を回復し、世界経済を安定させるための好機である。

 今こそ、詳細な交渉を妥結させ、本合意を迅速かつ包括的に履行することが極めて重要である。我々は、その取組を支援する用意がある。

 ホルムズ海峡が、条件や制約のない航行の自由の確保と共に早急に開放されることが不可欠である。我々は、各々の憲法上の要件に従いつつ、商業航行の安全確保や機雷掃海活動に向け、厳格に防御的かつ独立した任務を介するものを含め、その実現に向けて自らの役割を果たすことに尽力する。

 イランは決して核兵器を保有してはならない。我々は、この目的の達成に向けて、米国、イラン、及び国際原子力機関(IAEA)と協力する用意がある。また、イランの核計画に関して、明確かつ検証可能な措置が講じられた場合には、我々はそれに応じて関連する制裁を解除する用意がある。

 我々は、この機会を捉え、勢いを維持し、長期的な外交的解決を達成するために、米国、イラン、及び地域のパートナー諸国と緊密に連携していく。

 また、我々は、レバノンの安定、主権、領土一体性、そして強固な停戦の重要性に対する全面的な支持を改めて確認する。

(参考)

 6月14日、英・仏・独・伊がE4首脳共同声明として本文書を発出。日本は翌15日に同声明に参加。2026年6月17日時点での参加国は以下の計35か国:
 英、仏、独、伊、日、加、豪、ベルギー、ブルガリア、キプロス、ドミニカ共和国、エストニア、フィンランド、ギリシャ、ラトビア、ポーランド、ポルトガル、アルバニア、デンマーク、ハンガリー、アイスランド、リトアニア、マルタ、モルドバ、蘭、北マケドニア、ノルウェー、ルーマニア、スペイン、コモロ、クロアチア、チェコ、モンテネグロ、スウェーデン、トリニダード・トバゴ


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