イラク共和国
ナディア・ムラド女史（2018年ノーベル平和賞受賞者）による安倍総理大臣表敬
令和元年9月24日
9月24日午後6時45分（日本時間25日午前7時45分）から約25分間，国連総会出席のため米国を訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は，2018年のノーベル平和賞受賞者であるナディア・ムラド女史（Ms. Nadia Murad）による表敬を受けましたところ，概要は以下のとおりです。
- 安倍総理から，ナディア・ムラド女史の勇気と活動を高く評価する旨述べつつ，我が国として，イラクの安定実現のため，ISILからの解放地の復興を積極的に支援していくこと，また，紛争下の性的暴力の防止と被害女性の支援にも引き続き取り組んでいくことを表明しました。
- また，安倍総理から，イラク北部のシンジャール総合病院に新生児用医療機器の提供等の支援を行うことを予定している旨述べました。
- さらに，安倍総理は，中東地域にとどまらず，被害女性及びその子供たちを支援するナディア女史の活動にも敬意を払っている旨述べました。
- これに対し，ナディア女史から，日本の支援に対する感謝の意が述べられました。