バーレーン王国
安倍総理大臣とサルマン・バーレーン王国皇太子との会談
令和元年10月23日


本23日,午前11時35分頃から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のサルマン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ・バーレーン王国皇太子(H.R.H. Prince Salman bin Hamad Al Khalifa, Crown Prince of the Kingdom of Bahrain)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から岡田内閣官房副長官ほかが,バーレーン側から,サルマン・ビン・ハリーファ・アール・ハリーファ財務・国家経済相ほかが同席しました。
- 安倍総理大臣から,サルマン皇太子の6年ぶりの訪日を歓迎するとともに,日本とバーレーンの二国間関係が「安定と繁栄に向けた包括的パートナーシップ」の下,広範な範囲で進展していることを嬉しく思う旨述べました。
- さらに,安倍総理大臣から,バーレーンが本年3月に日本産食品の輸入規制を撤廃したことを歓迎するとともに,バーレーンを含む中東地域での日本食人気の更なる高まりへの期待を表明しました。
- これに対し,サルマン皇太子から,即位の礼に出席できて光栄である,日・バーレーン関係を一層深めたい旨発言があり,両者は引き続き関係強化に向けて協力していくことで一致しました。
- 両者は,昨今の中東情勢について意見交換を行い,中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向け,引き続き緊密に連携することで一致しました。
- また,両者は北朝鮮問題についても意見交換を行い,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めたのに対し,サルマン皇太子から支持の表明がありました。