アラブ首長国連邦
山田外務大臣政務官のアラブ首長国連邦訪問(結果)
平成28年1月18日
- 1月16日(土曜日),アラブ首長国連邦(UAE)訪問中の山田政務官は,国際再生可能エネルギー機関(IRENA)第6回総会に出席し,前回議長国である我が国を代表し,同総会の開会時に議長を務め,第6回総会議長国に選出されたエジプト(モハメド・ハマド・シャーキル・エル・マーカビー電力・再生可能エネルギー大臣)に議長を引き継いだ。
- また,山田政務官は,前回議長としての冒頭挨拶において,日本が議長国を務めた2015年は,持続可能な開発のための2030アジェンダの採択や国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)におけるパリ協定の採択など,世界にとり大きな転換点であった旨指摘しつつ,世界の再生可能エネルギー普及に向けた日本の取組強化の姿勢を表明し,日本の本分野における財政支援やセミナーの開催などの知的貢献,研修事業の実施などの人材育成面での貢献の実績を紹介した(山田外務大臣政務官挨拶:英語(PDF)/和文仮訳(PDF))。
- これに加え,山田政務官は,IRENAのホスト国であるUAE政府の代表であるスルターン・アフマド・アル・ジャーベル国務大臣と会談した。アル・ジャーベル国務大臣から昨年のIRENA総会議長国としての我が国の貢献等に謝意が示されたのに対し,山田政務官からは,IRENAホスト国としてのUAEのこれまでの貢献を評価する旨述べた。また,日・UAE間の様々な分野における協力関係の更なる強化についても意見交換が行われた。山田政務官は,アドナン・アミンIRENA事務局長とも会談し,日本として引き続きIRENAの活動を支援していく旨述べた。
- その他,山田政務官は,CO2排出ゼロのスマート・シティを目指す再生可能エネルギーに関する学術研究・実験都市であるマスダールを視察した。