トルコ共和国

平成27年12月14日

 12月9日(水曜日)及び10日(木曜日)、山田美樹外務大臣政務官は、イスタンブールを訪問したところ、概要は以下のとおりです。

1 「女性に対する暴力終焉に向けた世界会議」出席

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(1)UN Women、UNFPA及びトルコ政府が共催した本会議には、40カ国の代表を含む約300名が参加し、女性への暴力に関するこれまでの取組の成果及び更なるコミットメントが発表され、暴力の撲滅に向け連携を強化することが確認されました。山田政務官は、閣僚級セッションにおいて、我が国の女性活躍推進に関するイニシアティブを紹介。また、女性活躍実現には暴力の根絶が不可欠とし、取組を一層推進していく旨述べました。

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(2)ムランボ=ヌクカUN Women事務局長との会談
 山田政務官は,ムランボ=ヌクカUN Women事務局長と会談し,我が国とUN Womenの女性分野における協力関係を益々強化し,「女性が輝く社会」実現のため引き続き連携していくことを確認しました。

2 イスタンブル日本人学校訪問

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 山田政務官は、「女性に対する暴力終焉に関する世界会議」出席の機会を利用して,イスタンブル日本人学校を視察し、児童生徒に対し激励の言葉を述べるとともに、関係者と意見交換を行いました。これに対し、日本人学校運営委員長等から総領事館の安全対策に関する配慮や政府援助に対する謝意が表明されました。

3 その他

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 山田政務官は,対トルコODA円借款の代表的案件の1つであるマルマライ・プロジェクト(ボスポラス海峡横断地下鉄)を視察しました。また,駐在邦人企業関係者と日・トルコ経済関係について意見交換を行いました。

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