パレスチナ

パレスチナ支援調整委員会（AHLC）閣僚級会合

平成29年9月18日

9月18日（月曜日）午後（NY時間），河野太郎外務大臣は，訪問中のニューヨークにおいて，パレスチナ支援調整委員会（AHLC）閣僚級会合（議長:ブレンデ・ノルウェー外相）に出席しました。
河野大臣から，中東和平の進展がないことに懸念を表明するとともに，「平和と繁栄の回廊」構想の物流，IT分野への拡大や「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合」(CEAPAD)の枠組みを通じた支援の継続等，我が国独自の取組を紹介しました。また，新規案件を含む約2千万ドルの対パレスチナ支援（PDF）を決定したことについても説明しました。
会合では，多くの出席者が，劣悪な状況が継続するガザの人道状況や停滞する中東和平プロセスへの懸念を表明し，二国家解決にむけて，パレスチナ全体の経済・社会の安定を支援していく必要性が改めて確認されました。