中東

平成26年9月22日
1. 22日午後,岸田文雄外務大臣は,訪問中のニューヨークにおいて,パレスチナ支援調整委員会(AHLC)閣僚級会合に出席しました。
 
2. 岸田大臣より,先般のガザ情勢悪化に対する日本の取組,持続的な停戦と長期的な安定化に向けた我が国の立場について説明するとともに,ガザ復興に向け今後約2000万ドル規模の支援を行う意向を表明しました。また,「平和と繁栄の回廊」構想や「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)」,さらにはイスラエル・パレスチナ間の信頼醸成に向けた日本独自の取組等について述べました。
 
3. 会合では,多くの出席者が,中東和平交渉の停滞への懸念,パレスチナ自治政府の下でのガザ復興の重要性等について指摘し,パレスチナ全体の経済・社会の安定に向けた一層の支援の必要性が改めて確認されました。

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