中東
岸外務副大臣のパレスチナ及びイスラエル訪問(結果)
平成29年4月24日
4月22日から23日まで,岸外務副大臣は,パレスチナ及びイスラエルを訪問しました。
- 1 「ジェリコ農産加工団地(JAIP)」10周年記念セミナー「JAIPの将来-挑戦と機会」への出席(4月23日)
- 2 ハムダッラー・パレスチナ首相との会談(4月23日)
- 3 ネタニヤフ・イスラエル首相への表敬(4月23日)
1 「ジェリコ農産加工団地(JAIP)」10周年記念セミナー「JAIPの将来-挑戦と機会」への出席(4月23日)

(1)岸外務副大臣は、パレスチナのジェリコにて開催された、JAIP10周年記念セミナー「JAIPの将来-挑戦と機会」に出席しました。同セミナーには、オウデ・パレスチナ国民経済庁長官をはじめ、多くの関係者が参加しました。
(2)同セミナーにおいて、岸副大臣はスピーチを行い、企業が稼働する段階に入ったことを歓迎しつつ、これまでの関係者の努力に感謝の意を表しました。また、中東和平問題に悲観するだけでなく、チャレンジをチャンスに変えていく思考の重要性を指摘し、パレスチナに対して今後も国造りに資する努力を促しました。イスラエル、ヨルダンの協力を得て四者で進められているJAIPは、パレスチナ市民の希望をつなぐ一つのモデルであり、今後も日本は寄り添っていく意向である旨述べました。
(2)同セミナーにおいて、岸副大臣はスピーチを行い、企業が稼働する段階に入ったことを歓迎しつつ、これまでの関係者の努力に感謝の意を表しました。また、中東和平問題に悲観するだけでなく、チャレンジをチャンスに変えていく思考の重要性を指摘し、パレスチナに対して今後も国造りに資する努力を促しました。イスラエル、ヨルダンの協力を得て四者で進められているJAIPは、パレスチナ市民の希望をつなぐ一つのモデルであり、今後も日本は寄り添っていく意向である旨述べました。
2 ハムダッラー・パレスチナ首相との会談(4月23日)


岸副大臣は、パレスチナ首相府を訪問し、ハムダッラー首相を表敬しました。岸副大臣は、同日、ジェリコにおいて開催されたJAIP10周年セミナーについて紹介するとともに、JAIPの更なる発展に向け、ハムダッラー首相の協力を求めました。
ハムダッラー首相からは、これまでの日本のパレスチナ支援に対して高い評価と感謝の意が示され、中東和平への日本のさらなる貢献に期待感が表明されました。
岸副大臣は、日本としては二国家解決を支持することに変わりなく、「平和と繁栄の回廊」構想等,独自の施策を着実に実施することで、当事者間の信頼醸成にも寄与していく考えを伝えました。
ハムダッラー首相からは、これまでの日本のパレスチナ支援に対して高い評価と感謝の意が示され、中東和平への日本のさらなる貢献に期待感が表明されました。
岸副大臣は、日本としては二国家解決を支持することに変わりなく、「平和と繁栄の回廊」構想等,独自の施策を着実に実施することで、当事者間の信頼醸成にも寄与していく考えを伝えました。
3 ネタニヤフ・イスラエル首相への表敬(4月23日)

岸副大臣は、イスラエル首相府を訪問し、ネタニヤフ首相を表敬しました。2014年7月のイスラエル訪問以来のネタニヤフ首相との再会となる岸副大臣は、前回の訪問以降、様々な分野でめざましい進展ぶりを見せている二国間関係を歓迎しました。両者は、二国間関係の更なる発展に向けて今後も緊密に協力していくことで一致しました。
岸副大臣からは、日本がイスラエルの協力も得て進めている「平和と繁栄の回廊」構想及びその旗艦事業であるJAIPに関し、引き続きイスラエル側の協力を求めました。
また、東アジアや中東等の地域情勢について意見交換しました。
岸副大臣からは、日本がイスラエルの協力も得て進めている「平和と繁栄の回廊」構想及びその旗艦事業であるJAIPに関し、引き続きイスラエル側の協力を求めました。
また、東アジアや中東等の地域情勢について意見交換しました。