ヨルダン
日・ヨルダン首脳会談及びワーキング・ディナー
令和6年2月16日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
2月16日、午後6時30分から約35分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のビシェル・ハー二・アル・ハサーウネ首相(H.E. Dr. Bisher Hani Al-Khasawneh, Prime Minister of the Hashemite Kingdom of Jordan)と首脳会談を行い、午後7時20分から約50分間、岸田総理大臣主催のワーキング・ディナーを行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、ハサーウネ首相の訪日を歓迎し、能登半島地震の被害に対するお見舞いのメッセージへの謝意を表明しました。これに対し、ハサーウネ首相から、改めて能登半島地震の被害に対するお見舞いの表明とともに、日・ヨルダン外交樹立70周年を機に両国の関係を更に強化したい旨述べました。
- 両者は、以下の事項について議論し、今後、二国間関係を更に深化させていくことで一致しました。
- 二国間関係
- 経済協力
ハサーウネ首相からは、ヨルダンの経済・財政の近代化に向けた取組について説明がなされた上で、日本が一貫してヨルダンを支援してきていることに対する謝意の表明がありました。岸田総理大臣から、日本としてヨルダンの取組を引き続き支援していく旨述べました。 - 安全保障協力
両首脳は、防衛・安全保障分野での協力が一層強化されていることを歓迎するとともに、今後とも連携していくことを確認しました。
- 経済協力
- 地域情勢
岸田総理大臣から、ガザ地区での危機的な人道状況や、事態の地域への波及による情勢の一層の不安定化を深刻に懸念している、日本としても、人道状況の改善や事態の早期沈静化に向けて、安保理の場を含めて積極的な外交努力を行っており、引き続き連携していきたい旨述べました。ハサーウネ首相からは、ガザ情勢に関するヨルダンの努力について説明があるとともに、日本の取組を高く評価しており、引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。また、両首脳は、中国、北朝鮮、ロシア、ウクライナ等の情勢について意見交換を行いました。
両首脳は、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
- 二国間関係