ヨルダン

令和7年1月16日

 1月13日から14日にかけて、松本尚外務大臣政務官は、ヨルダンを訪問したところ、概要は以下のとおりです。

1 サファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民大臣表敬(1月14日)

松本外務大臣政務官とサファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民大臣との懇談の様子 サファディ副首相兼外相表敬
  1. 1月14日、松本政務官は、アイマン・サファディ・ヨルダン・ハシェミット王国副首相兼外務・移民大臣(H.E. Mr. Ayman Al Safadi, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan)を表敬しました。
  2. 冒頭、松本政務官から、現下の中東情勢を重大な関心と懸念をもって注視している旨述べた上で、対パレスチナ支援や対シリア支援等においてヨルダンとも緊密に連携したい旨述べました。また、シリア情勢に関し、国際社会は、平和的で安定した移行プロセスを支えていく必要があり、日本も役割を果たしていく旨述べました。また、これまでの邦人退避におけるヨルダンの役割に感謝を表明しました。
  3. サファディ大臣からは、中東情勢は極めて緊迫しており、緊密なパートナーである日本との協力を重視しており、最新の現地情勢及びヨルダンの外交努力について説明がありました。また、邦人退避に関し、ヨルダンとして協力を惜しまない旨述べました。その上で、両者は、両国の信頼関係の重要性を確認し、防衛協力を含め、引き続き連携していくことを確認しました。

2 ヨルダン有識者との懇談会(1月14日)

  1. 松本務官は、ナーセル・ジュデ元副首相兼外相(Mr. Nasser Judeh, The late Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates)等のヨルダン有識者と懇談しました。
  2. 松本政務官は二国間関係や中東情勢に関する意見交換を実施し、ジュデ元副首相兼外相ほか有識者からは、良好な日ヨルダン関係の更なる発展への期待を述べるとともに、中東情勢は極めて緊迫しており、緊密なパートナーである日本との協力を重視している旨述べました。

3 難民キャンプ視察(1月14日)

アンマン・ニュー・キャンプ(難民キャンプ)を訪問する松本外務大臣政務官 難民キャンプの視察
難民キャンプ内のヘルス・センターを視察し、説明を受ける松本外務大臣政務官 ヘルス・センターの視察

 松本政務官は、アンマン・ニュー・キャンプを訪問し、ヘルス・センター、女子小学校、キャンプ内を視察しました。

松本外務大臣政務官と難民キャンプの関係者との記念写真 難民キャンプの関係者

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