ヨルダン

令和元年9月23日
(写真)日・ヨルダン首脳会談 日・ヨルダン首脳会談 写真提供:内閣広報室

9月23日午後7時(日本時間24日午前8時)から約75分間,国連総会出席のため訪米中の安倍晋三内閣総理大臣は,アブドッラ-2世・イブン・アル・フセイン・ヨルダン国王陛下(His Majesty King Abdullah II ibn Al Hussein, King of the Hashemite Kingdom of Jordan)と夕食を挟みながら首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. はじめに安倍総理大臣から,アブドッラー国王の治世20年に祝意を示した上で,外交,防衛,経済など,あらゆる分野で関係が強化されてきている。ヨルダンとの戦略的パートナーシップをさらに深化させていきたい旨述べました。
  2. また、安倍総理から,二国間関係についてシリア難民支援や暴力的過激主義におけるヨルダンの取組を評価し、日本としても協力していく旨述べるとともに,外務・防衛当局間協議の開催等による両国の安全保障・防衛分野の協力が進展していることを歓迎しました。また,安倍総理から,昨年のアブドッラー国王の訪日時に署名した開発政策借款の支援を通じて,ヨルダンの経済発展や自立的・持続的な財政改革につながることを期待する旨述べました。
  3. アブドッラー国王からは,今までの日本からヨルダンへの幅広い協力に感謝する。日本の協力はヨルダンのみならず広く地域の課題に対応するものであり,敬意を表する旨述べました。
  4. その後,両首脳は,中東地域情勢等について,幅広く意見交換を行い,地域及び国際社会の平和と安定に向け,両国がさらに協力を進めていくことで一致しました。

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