イスラエル国

令和7年5月14日

 5月14日、午前11時30分から約20分間、林芳正内閣官房長官は、大阪・関西万博に際し訪日中のギデオン・サアル・イスラエル国外務大臣(H.E. Mr. Gideon Sa’ar, Minister of Foreign Affairs of the State of Israel)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林官房長官から、サアル外相の訪日を通じ、両国国民の間で相互理解が深まり、両国の友好関係の更なる発展の機会となることを期待する旨述べました。
  2. サアル外相は、万博の式典への出席を楽しみにしている旨述べ、今般の訪日を機会に両国関係を一層前進させていきたいとの期待を示しました。また、拉致問題に関する日本への理解・支持が示されました。
  3. ガザ情勢について、林官房長官から、イスラエルを含む全ての当事者が、交渉に立ち戻り、停戦合意の継続に向けて誠実に取り組むことの重要性を強調するとともに、我が国として「二国家解決」を重視している旨を改めて強調しました。これに対し、サアル外相から、イスラエルの立場について説明がありました。
  4. 両者は、二国間協力やガザ情勢を始めとする中東地域の諸課題について、引き続き緊密に意思疎通していくことで一致しました。

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