イスラエル国

令和2年12月2日

12月2日、午後4時30分から約25分間、菅義偉内閣総理大臣は、ビンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相(H.E. Mr. Benjamin NETANYAHU, Prime Minister of the State of Israel)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、菅総理大臣から、内閣総理大臣就任に際するネタニヤフ首相からの祝辞に対する謝意を述べるとともに、同首相との信頼関係を深めながら、日イスラエル関係を一層強固なものにしていきたい旨述べました。
  2. ネタニヤフ首相からは、菅総理大臣就任への祝意と共に、特に近年飛躍的に発展した経済関係に言及しながら、二国間関係の更なる発展に向けた期待が述べられました。
  3. 両首脳は、あらゆるレベルで二国間関係を強化させるとともに、北朝鮮による拉致問題を含む北朝鮮への対応等、国際社会の諸課題についても協力していくことで一致しました。
  4. また、両首脳は、中東地域の情勢について意見交換を行いました。菅総理大臣から、中東和平について、「二国家解決」を支持する日本の立場に言及しつつ、ネタニヤフ首相の賢明かつ柔軟な対応に期待する旨述べ、「平和と繁栄の回廊」構想等、日本独自の取組を通じて、当事者間の信頼醸成に向けて引き続き尽力していく考えを表明しました。

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