イスラエル国
日・イスラエル外相電話会談
令和5年10月12日
現地時間10月12日午後10時25分(日本時間13日午前0時25分)から約15分間、タイを訪問中の上川陽子外務大臣は、パレスチナ・イスラエルをめぐる情勢について、コーヘン・イスラエル外務大臣(H.E. Mr. Eli COHEN, Minister of Foreign Affairs of the State of Israel)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 上川大臣から、今般のハマス等のパレスチナ武装勢力によるテロ攻撃について、特に罪のない一般市民に対する攻撃や誘拐はどのような理由であれ正当化しえず、日本としてこれを断固として非難する旨述べました。
- また、上川大臣から、今回の残虐な無差別攻撃は正当化することはできず、イスラエルが国際法に従って自国及び自国民を守る権利を有することは当然である旨言及しました。その上で、我が国として事態の早期の沈静化への期待を表明しました。さらに、上川大臣からは、邦人の安全確保について協力を求めました。
- コーヘン大臣から、本件事案を受けたイスラエル政府の立場や対応につき説明がありました。また、邦人の安全確保に必要な支援を提供する用意がある旨の発言がありました。
- 両者は、地域の安定のため引き続き緊密に意思疎通していくことで一致しました。