エジプト・アラブ共和国
日・エジプト首脳電話会談
令和5年11月29日
11月29日、午後7時00分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢について、アブドゥルファッターハ・エルシーシ・エジプト大統領(H.E. Mr. Abdel-Fattah El-Sisi, President of the Arab Republic of Egypt)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣からエルシーシ大統領に対し、11月1日にガザ地区から邦人とその家族が出域した際のエジプトの協力に感謝を伝えるとともに、エジプト、カタール及び米国の尽力により実現した、戦闘休止、人質の解放及び人道支援物資のガザ地区への搬入増大を含むイスラエル・ハマス間の合意、そして、2日間の休止の延長について、状況改善の重要な一歩として歓迎の意を表しました。
- エルシーシ大統領からは、日本による人道支援への謝意が示されるとともに、本件事案を受けたエジプトの考え等につき説明がありました。
- 両首脳は、両国が事態の早期沈静化に向けて、引き続き緊密に意思疎通連携していくことを確認しました。