談話
エジプト・シナイ半島における観光バス爆破事件について（外務報道官談話）
平成26年2月19日
1 2月16日午後（日本時間16日夕刻），エジプトのシナイ半島のタバ付近で観光バスを標的とした爆発事件が発生し，韓国人観光客を中心に多くの死傷者が発生したことは極めて遺憾です。我が国は，亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに，御遺族に対し哀悼の意を表します。また，負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
2 テロ行為はいかなる理由においても正当化できず，我が国は，あらゆる形態のテロ行為を断固として非難し，エジプトの治安が早期に安定することを期待します。
（参考）
2月16日14時頃（日本時間16日20時頃），エジプトのシナイ半島東部のタバ付近（イスラエルとの国境付近の観光地）で，観光バスを標的とした爆発事件が発生。内務省によれば4人が死亡（内3名韓国人），15人が負傷（いずれも韓国人）した。同日，シナイ半島を本拠地とするジハーディストグループ「アンサール・バイト・アルマクディス」が犯行声明を発出した模様。
なお，日本時間18日夕刻時点で在留邦人に被害等が出たとの情報はない。