エジプト・アラブ共和国

平成27年7月10日
7月9日午後4時から約1時間,中山外務副大臣は,イスマイール・カイラット駐日エジプト大使(His Excellency Mr.Ismail Khairat, Ambassador  of the Embassy of the Arab Republic of Egypt)の表敬を受け,エジプト情勢,日・エジプト関係等に関し意見交換を行いました。

1 中山副大臣から,先般の検事総長を狙った爆弾テロ事件及びシナイ半島でのテロ事件を断固として非難するとともに,エジプト政府及び国民に対し連帯の意を表する旨発言しました。
また,本年1月の安倍総理のエジプト訪問により,両国関係の新たな1ページが開かれた,日本とエジプト関係の強化において大きなモメンタムがあり,更なる関係進展における貴使の御活躍に期待する,3月にエジプト経済開発会合が成功裡に開催され,エジプトの国家的開発プロジェクトへの参画に日本企業がより熱心になっており,日本政府としても後押していきたい旨述べました。
更に,自分が日本政府を代表して出席したガザ復興支援会合の開催など,地域問題の解決におけるエジプトの指導的役割を評価する,国際場裡でも協力を強化していきたい旨発言しました。

2 カイラット大使からは,エジプトでのテロについて日本政府から連帯の声明を発出していただいたことに感謝する,日・エジプト間には長い戦略的な関係があり,安倍総理のエジプト訪問以降,両国関係は進展している,平和の橋やオペラハウスなどエジプトにある多くの日本のプロジェクトを誇りに思う,エジプトは過去4年間困難な時期にあったが今は安定に向かっている旨発言がありました。

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