エジプト・アラブ共和国

平成30年7月9日

 本9日,安倍晋三内閣総理大臣は,午後8時から約10分間,アブドゥルファッターハ・エルシーシ・エジプト・アラブ共和国大統領(H.E. Mr. Abdel-Fattah El-Sisi, President of Arab Republic of Egypt)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭,安倍総理大臣から,今般発生した西日本豪雨により,死者は100名を超え,安否不明者も多数出ており,現在日本政府として全力で救命救助及び緊急事態対応にあたっている,この深刻な状況の中,日本に留まって陣頭指揮をとる必要があり,予定していたエジプト訪問を取りやめざるを得ない旨を説明しました。
  2.  これに対し,エルシーシ大統領から,今般のエジプト訪問取りやめについてはやむを得ないものと理解している,友人である日本国民の被災者にお悔やみ申し上げる,是非御都合の良い時期にエジプトを訪問していただきたい旨述べました。
  3.  また,安倍総理大臣から,エルシーシ大統領の2期目就任に対する祝意を述べた上で,今後,日本はエジプトと教育や経済分野を含む二国間協力関係を拡大すると同時に両国間の戦略的対話を強化していきたい旨述べたのに対し,エルシーシ大統領から,二国間関係の強化に向けて安倍総理大臣と協力していきたい旨発言がありました。

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