アルジェリア民主人民共和国
日・アルジェリア外相会談
平成29年9月12日


9月12日(火曜日),午後2時40分(現地時間)から約30分間,河野太郎外務大臣は,訪問中のエジプトにおいて,アブデルカデル・メサヘル・アルジェリア人民共和国外務大臣(H.E. Mr. Abdelkader MESSAHEL, Minister of Foreign Affairs of the People’s Republic of Algeria)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,日アラブ政治対話の議長国を務めたアルジェリアに感謝すると共に,我が国は,中東アフリカ地域の安定に貢献するアルジェリアを重視しており,外交関係樹立55周年を記念する本年を契機に,二国間及び国際場裡での協力を強化するため,メサヘル大臣とともに取り組んでいきたい旨述べました。
2 これに対し,メサヘル大臣から,河野大臣の大臣就任に改めて祝意が表されるとともに,成功裏に終わった日アラブ政治対話を契機に,日本とアラブ,そして中東地域の関係が強化されることを期待しているとの発言がありました。
3 また,河野大臣から,日本企業がアルジェリアの産業多角化に貢献することを強く期待している旨述べ,両大臣は二国間投資協定の早期妥結に向けて協力していくことを確認しました。メサヘル大臣からは日本からの投資・企業進出への期待が表明されました。
4 河野大臣から北朝鮮は国際社会に対する脅威であり,国際社会が一致団結して圧力をかけていく必要性について説明し,アルジェリアの理解と協力を求めました。