ペルー共和国
日本・ペルー友好病院への医療機材供与(結果概要)
令和5年5月3日





- 現地時間5月3日、日本・ペルー友好病院(日本の無償資金協力により2001年にリマ市に建設)において、ペルーを訪問中の林芳正外務大臣の立ち会いの下、日本・ペルー国交樹立150周年記念行事の一環として、新たな医療機材(分娩台、 保育器、人工呼吸器付麻酔台等、総額0.48億円)の供与が行われました。
- 日本は、人間の安全保障の理念を踏まえつつ、ペルーにおいて、保健分野を含む基本的な社会サービスの改善を支援してきています。この日本・ペルー友好病院は、ペルーのトップクラスの母子病院として重要な役割を担っているペルー母子病院の敷地内に日本の支援により建設された産科棟であり、妊産婦及び乳幼児に対する医療の質の向上や、死亡率及び罹患率の低減など、同国の母子保健サービスへの貢献が高く評価されています。
- 日本・ペルー友好病院に対しては、病棟の完成後も、同病院の関係者合計14名が国際協力機構(JICA)の研修に参加するなど、人材育成面においても継続的な協力を実施してきています。
- このような日本のこれまでの支援や協力に対し、供与先病院から、供与された機材を含む日本の協力は住民の生活環境の向上に寄与してきているとして、感謝の意が述べられました。