ペルー共和国

令和元年5月22日
日・ペルー外相会談(握手)
日・ペルー外相会談(河野大臣発言)

 5月22日,午後3時40分(現地時間:日本時間午後10時40分)から約30分間,OECD閣僚理事会等に出席するためフランス・パリを訪問中の河野太郎外務大臣は,ネストル・ポポリシオ・ペルー共和国外務大臣(H.E.Mr.Nestor Popolizio, Minister for Foreign Relations of the Republic of Peru)と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭,河野大臣から,我が国とペルーとは,中南米諸国の中で最も長い140年を超える外交関係を有し,普遍的価値を共有する戦略的パートナーである旨述べました。これに対し,ポポリシオ大臣から,河野大臣と再度お会いでき嬉しく思う,また,本年は,日本人移住120周年を迎える「日ペルー交流年」であり,これをきっかけに幅広い分野で両国の戦略的パートナーシップを一層強化していきたい旨述べました。
  2.  また,河野大臣から,TPP11協定の重要性を述べつつ,ペルーも可能な限り早期に国内手続を完了させることを期待する旨述べました。これに対し,ポポリシオ大臣から,TPP11協定の早期の国内手続きの状況を説明しつつ,その早期の完了に向け鋭意尽力中である旨述べました。
  3.  さらに,双方はベネズエラ情勢についても意見交換し,地域情勢を含む国際社会における課題解決のため緊密に連携していくことを確認しました。
  4.  本会談を通じて,両大臣は,両国の幅広い分野における取組が進展しており,今後も一層推進していくことで認識を共有しました。

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