中南米

　平成27年7月10日（金曜日）

　東京

• （1）日本側：外務省（髙瀨中南米局長他），厚生労働省，農林水産省，経済産業省
• （2）メルコスール側：ブラジル（コスタ外務省国際交渉局長（団長）），アルゼンチン，パラグアイ，ウルグアイ，ベネズエラ，ボリビア

（1）日・メルコスール間の経済関係強化の方策と双方の自由貿易促進に向けた動き

　双方で日・メルコスール間の経済関係の概況をレビューした上で，双方間の経済関係を強化のための方策について意見交換を行った。日本側からは，ビジネス環境整備の重要性，太平洋同盟と比した際のメルコスールの閉鎖性について指摘し，先方からは，メルコスールの統合プロセスの進捗状況や太平洋同盟との関係について説明した。また，双方間で現在交渉中の自由貿易協定（FTA）／経済連携協定（EPA）の現状と見通しについての情報交換を行った。

（2）日・メルコスール双方の投資促進に向けた取組

　双方で，EPA／FTAにおける投資の扱いや各国の投資協定の締結状況等について情報交換を行うと共に，日・メルコスール間の投資，企業進出の促進・円滑化の方策について意見交換を行った。