エクアドル共和国
日・エクアドル首脳会談
令和7年8月28日



8月28日、午前11時45分から約40分間、石破茂内閣総理大臣は、訪日中のダニエル・ノボア・エクアドル共和国大統領(H.E. Mr. Daniel NOBOA, President of the Republic of Ecuador)と首脳会談を行い、その後、引き続いて午後0時30分から約60分間、ワーキング・ランチを行いました。
1 冒頭
- 石破総理大臣から、ノボア大統領の訪日を歓迎するとともに、2028年には外交関係樹立110周年を迎える伝統的な友好国であり、価値や原則を共有するパートナーであるエクアドルとの関係を一層強化していきたい旨述べました。
- これに対し、ノボア大統領は、今般の訪日に係る温かい歓迎に感謝しつつ、両国の関係を一層発展させていきたい旨述べました。
2 二国間関係
- 石破総理大臣から、エネルギーの安定供給に向けて連携していきたい旨述べるとともに、日本企業によるエクアドルにおける投資や雇用創出への貢献について言及し、ビジネス・投資環境の更なる整備を要請しました。また、石破総理大臣は、治安対策、防災分野、再生可能エネルギー分野における日本の対エクアドル協力に言及しつつ、エクアドルの取組を後押ししていく旨述べました。
- ノボア大統領は、これまでの日本からの多大な協力に謝意を述べ、貿易、投資、治安協力など広範囲に及ぶ分野での二国間協力を、今後、より一層強化させていきたい旨言及がありました。
3 地域情勢及び国際場裡における協力
- 両首脳は、アジアや中南米をはじめとする地域情勢について意見交換を行い、国際場裡において一層連携していくことを確認しました。
- また、核・ミサイル問題や拉致問題を始めとする北朝鮮への対応を含む東アジア情勢についても意見交換を行い、石破総理大臣から拉致問題の即時解決について引き続きの理解と協力を求め、支持を得ました。