チリ共和国

平成29年9月11日
リラ・チリ国際協力開発庁長官による岡本外務大臣政務官表敬1
リラ・チリ国際協力開発庁長官による岡本外務大臣政務官表敬2

 11日午後3時30分から約30分間,岡本外務大臣政務官は,来日中のリラ・チリ国際協力開発庁長官(Mr. Juan Pablo LIRA Bianchi, Executive Director of the Chilean Agency for International Cooperation for Development (AGCID)of the Republic of Chile)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 岡本外務大臣政務官から,リラ国際協力開発庁長官の訪日を歓迎するとともに,日チリ外交関係樹立120周年にあたる記念すべき本年にお会いできて嬉しく思う旨述べました。また,リラ長官が前回訪日した20年前と比べ,幅広い分野で両国関係が発展していることは喜ばしい旨述べました。

2 これに対して,リラ長官から,チリは日本との関係を重視している,特に国際協力開発庁として,日本・チリ・パートナーシップ・プログラム(JCPP)を通じた三角協力が成功裏に進展していることを歓迎する旨述べました。また,防災分野の「中南米防災人材育成拠点化支援プロジェクト」(通称,「KIZUNAプロジェクト」)は,バチェレ大統領も高く評価している旨述べました。

3 防災分野について,岡本政務官は,「世界津波の日 高校生サミット」に言及しつつ,防災分野を始めとして,若い世代の両国国民が知見や交流を深めることは有意義である旨言及しました。リラ長官からは,チリ政府としては,日本との三角協力を極めて重視しており,防災分野におけるこれまでの取組みやJCPPの経験や知見を生かし,新たな枠組みとなる「JCPP2030」の策定に早期に取り組みたい旨述べました。

4  岡本政務官とリラ長官は,引き続き,両国が様々な分野で協力を進めていくことで一致しました。


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