ブラジル連邦共和国
岸田総理大臣のサンパウロ訪問
令和6年5月4日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
現地時間5月4日、ブラジル・サンパウロを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、日系社会歓迎式典に出席したほか、開拓先没者慰霊碑での献花や日本館視察、ジャパン・ハウス サンパウロ等を訪問したところ、概要は以下のとおりです。
- 日系社会歓迎式典への出席
岸田総理大臣は、ブラジル日本文化福祉協会(文協)ビルにて開催された歓迎式典に出席しました。石川レナト文協会長の挨拶に続き、岸田総理大臣が約400名の様々な団体の関係者を前に挨拶しました。岸田総理大臣は、サンパウロの若手日系人グル-プが日系人のアイデンティティについて議論を行いまとめた「日系人の8つの価値観」(「協同」、「誠実」、「忍耐」、「敬意」、「学び」、「親切」、「責任」及び「感謝」)について言及しつつ、こうした価値観は日本人が忘れてはならない旨述べました。
その上で、岸田総理大臣から、日本政府は、日本と日系社会との絆をより太くしていくべく、日系社会研修や日系社会ボランティア等の様々な施策を継続する旨述べました。また、この一環で、日本と中南米日系社会の交流の新たなプログラムを立ち上げ、今後3年間で約1,000名の交流を実現するとともに、ブラジルでの日本語教育についても、日系社会と連携しつつ引き続き取り組んでいく旨述べました。
その後、岸田総理大臣は、記念撮影の後、多くの日系の方々とともに昼食会に出席 しました(席上では、北海道産ホタテの料理等が提供されました)。 - 開拓先没者慰霊碑の視察
岸田総理大臣は、イビラプエラ公園において、ブラジル日本都道府県人会連合会 幹部の案内の下、開拓先没者慰霊碑への参拝・献花を行いました。 - 日本館の視察
岸田総理大臣は、ブラジル日本文化福祉協会(文協)幹部の案内の下、イビラプエラ公園内にある日本館の純和風の家屋及び庭園を視察しました。また、日本館とサンパウロ日系社会を巡る歴史について説明を受けました。岸田総理大臣は、桜の木の記念植樹を行い、館内展示を視察しました。 - ジャパン・ハウス サンパウロの視察
岸田総理大臣は、ジャパン・ハウス サンパウロ(JHSP)を訪問し、リクペロJHSP名誉館長等の案内の下、施設内の展示等(ロボット、日本酒、ファッション)を視察するとともに、同館で実施されたジャパン・ハウス サンパウロ開館7周年記念セレモニーに出席しました。