ブラジル連邦共和国

平成31年1月23日
日・ブラジル首脳会談
(写真提供:内閣広報室)
日・ブラジル首脳会談
(写真提供:内閣広報室)
日・ブラジル首脳会談
(写真提供:内閣広報室)

 1月23日16時55分(現地時間)から約30分間,世界経済フォーラム(WEF)年次総会(通称「ダボス会議」)出席のため,スイス・ダボスを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ジャイル・ボルソナーロ・ブラジル連邦共和国大統領(H.E. Mr. Jair Bolsonaro, President of the Federative Republic of Brazil)との間で首脳会談を行ったところ,概要以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理から,本年1月の大統領就任をお祝いするとともに,ボルソナーロ大統領を大阪G20サミットにお迎えすることを楽しみにしており,サミットの成功に向け連携していきたい旨述べました。これに対し,ボルソナーロ大統領は,訪日を楽しみにしていると述べました。

2 続いて,両首脳は,本年のG20において,自由貿易の推進やイノベーションを通じて世界経済の成長を牽引し,経済成長を目指すと同時に格差への対処に取り組むこと,さらに,地球規模課題への貢献につき協力することで一致しました。また,安倍総理から,サミットに向けた日本の優先アジェンダを説明して協力を求めたのに対し,ボルソナーロ大統領から理解が示され,両国は引き続き,緊密に連携していくことで一致しました。

3 さらに,安倍総理から,ボルソナーロ大統領が取り組む経済自由化や通商外交の強化を高く評価する旨述べ,また,両国関係における日系社会の重要性を強調しました。これに対しボルソナーロ大統領は,幼少期から日系社会に触れる機会があり,日本は親しみを感じる国である旨言及しつつ,ブラジルの成長において日本との協力は極めて重要である旨述べました。

4 両首脳は,今後,幅広い分野における協力を一層推進することで認識を共有しました。


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