ブラジル連邦共和国

平成29年3月28日
薗浦外務副大臣とエチェゴエン・ブラジル大統領府安全保障室長官との会談

3月21日,薗浦健太郎外務副大臣は,訪日中のエチェゴエン・ブラジル大統領府安全保障室長官(H.E.Mr.Sérgio Westphalen Etchegoyen, State Minister, Chief of Institutional Security Cabinet)と会談したところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,薗浦副大臣から,エチェゴエン長官の訪日を歓迎するともに,日ブラジル両国間の戦略的グローバルパートナーシップに基づき,国防・安全保障分野でも活発な交流が行われていることを嬉しく思う旨述べました。これに対し,エチェゴエン長官からは,日本政府による招待に感謝するとともに,安全保障分野における両国間の情報共有をさらに促進していきたい旨述べました。
  2. 続いて,薗浦副大臣から,東アジア情勢について説明を行い,これに対し,エチェゴエン長官からは,北朝鮮のミサイル発射,拉致問題,核開発にかかる日本の懸念を共有するとともに,問題の平和的な解決に向けて協力する用意がある旨表明しました。
  3. また,エチェゴエン長官は,リオ・オリンピック・パラリンピック大会における安全対策の経験を東京に引き継いでいきたい旨述べました。これに対し,薗浦副大臣は,リオ大会の成功を祝福するとともに,東京大会に対する支援に感謝の意を表しました。
  4. このほか,薗浦副大臣は,ゴールデンウィーク中にオープン予定のサンパウロ・ジャパン・ハウスについて紹介しました。

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