ボリビア多民族国

令和7年4月23日
チョケワンカ副大統領と握手する林官房長官 (写真提供:内閣広報室)
林官房長官とチョケワンカ副大統領の会談の様子 (写真提供:内閣広報室)

 4月23日、午前9時50分から約20分間、林芳正内閣官房長官は、大阪・関西万博の機会に訪日中のダビッド・チョケワンカ・セスペデス・ボリビア多民族国副大統領(H.E. Mr. David CHOQUEHUANCA CESPEDES, Vice President of the Plurinational State of Bolivia)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林官房長官から、日本とボリビアは、長年にわたって友好関係を築いてきた大事なパートナーであり、チョケワンカ副大統領の訪日を歓迎する旨述べました。また、先月より発生している、ボリビア全土における洪水被害に関し、緊急援助物資を供与したことに触れ、今後も復旧・復興に向けて協力していきたい旨伝達しました。これに対し、チョケワンカ副大統領から、支援に対する謝意の表明がありました。
  2. また、チョケワンカ副大統領が大阪・関西万博のナショナルデー祝賀行事に出席したことも踏まえ、双方は、大阪・関西万博を通じて、二国間の協力や交流を一層強化していく旨確認しました。
  3. さらに、双方は、北朝鮮への対応を含む地域情勢についても意見交換を行い、林官房長官から、北朝鮮による拉致問題の即時解決に向けた引き続きの理解と協力を要請し、チョケワンカ副大統領から、日本の立場はボリビアと同じであると応答し、支持を得ました。

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