アルゼンチン共和国

平成29年12月14日

第11回WTO閣僚会議(MC11)に出席するため,アルゼンチンのブエノスアイレスを訪問中の岡本外務大臣政務官は,12月12日(火曜日)19時30分(現地時間)から約1時間30分,夕食を交えて在アルゼンチン日本企業関係者6名と懇談したところ,概要は以下のとおりです。 なお,夕食会に先立ち別途開催された懇談の場には,世耕経済産業大臣と野中農林水産大臣政務官も出席されました。

  1. 岡本政務官から,マクリ政権発足後,首脳の相互訪問(2016年,2017年),外交関係樹立120周年(2018年),日・アルゼンチン両国のG20議長国(2019年,2018年)などを指摘しつつ,日本政府ハイレベルがアルゼンチンとの二国間関係に関心を有している旨述べ,二国間の経済関係がさらに強化されることへの期待を表明しました。
  2. 在アルゼンチン日本企業関係者からは,「マクリ政権がビジネス環境整備に熱心に取り組んでいる」,「アルゼンチンにおける新規投資に大きな期待を有しており,右期待に応えるには,金融面での日本政府の支援,亜政権の政策的継続性の確保が重要」等のコメントが表明され,引き続き,日本政府と連携していきたい旨の発言がありました。また,アルゼンチンにおけるビジネス環境整備,現地人材の活用,経済的枠組み作り等について率直な意見交換が行われました。
  3. 最後に,岡本政務官より,「マクリ政権の高官は親日的な人物が多く,日本にポジティブなイメージを抱いている。アルゼンチンの日系社会も高く評価されている。このような時こそ,ビジネスを拡大させるチャンスであり,政府としても積極的に支援する用意がある」旨述べ,懇談を了しました。

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