アルゼンチン共和国

平成29年12月14日
フォリー・アルゼンチン外務・宗務大臣
第11回WTO閣僚会議(MC11)に出席するため,アルゼンチンのブエノスアイレスを訪問中の岡本外務大臣政務官は,12月13日(水曜日)11時10分(現地時間)から約15分間,フォリー・アルゼンチン外務・宗務大臣(H.E.Mr.Jorge Marcelo Faurie, Minister of Foreign Affairs and Cult)と会談したところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

岡本政務官から,アルゼンチン海軍潜水艦サンファンの行方不明事件に関し,日本政府を代表して改めて連帯の意を表明し,フォリー大臣から謝意が表明されました。

2 二国間関係

両者は,マクリ政権発足以降,両国首脳の相互訪問が実現するなど二国間関係が飛躍的に発展していることを踏まえ,来年の外交関係樹立120周年やG20議長国引き継ぎを機に,両国間の戦略的パートナーシップを更に強化していくことで一致しました。

また,岡本政務官から,日本はマクリ大統領の自由開放的な政策・改革努力を支持しており,交渉中の投資協定等を通じて,経済関係を更に強化したい旨発言しました。また,今般,アルゼンチン政府が東日本大震災後に実施していた日本産食品等への輸入規制を全て撤廃したことを歓迎しました。

3 MC11・G20等

岡本政務官から,MC11をホストしているアルゼンチン政府の尽力に敬意を表するとともに,MC11の結果を踏まえ,来年アルゼンチンが議長を務めるG20においても,WTOの取組・機能をいかに支えるかについて議論することを期待したい旨述べました。

また,岡本政務官から,アルゼンチンが議長国を務める来年のG20サミットの成功を期待しており,日本もG20トロイカ・メンバーとして可能な限り協力したい旨述べました。

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