アルゼンチン共和国
河野外務大臣によるマウリシオ・マクリ・アルゼンチン大統領表敬
平成30年5月21日
現地時間5月21日午後5時(日本時間5月22日午前5時)から約20分間,G20外相会合出席のためアルゼンチンを訪問中の河野太郎外務大臣はマウリシオ・マクリ・アルゼンチン共和国大統領(H.E.Mr.Mauricio Macri,President of the Argentine Republic)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,河野大臣から,外交関係樹立120周年を迎える両国の関係を深めていきたい旨,また,日本は,アルゼンチン政府の経済改革努力及びOECD加盟審査開始を支持している旨述べました。これに対し,マクリ大統領からは,河野外務大臣のG20外相会合への出席を歓迎する,本年11月末に予定されるG20サミットへの安倍総理大臣の参加を楽しみにしている旨述べました。
- 続いて,マクリ大統領から,現下のアルゼンチンの経済状況及び改革努力について言及の上,アルゼンチン政府が国際通貨基金(IMF)に支援要請を行ったことに関し,日本政府がアルゼンチン政府の経済改革努力を支持していることに謝意が表明されました。また,日本とは長期的に関係を強化していきたく,日本企業の進出を得て,経済関係のみならず,企業文化,労働文化等でも良い影響がもたらされることを期待している旨述べました。これに対し,河野大臣から,両国間の様々な官民の対話枠組みを通じて,日・アルゼンチン間の貿易・投資環境が改善され,経済関係の強化に繋がることを期待している旨述べました。