中南米
穂坂外務大臣政務官とSICA加盟国在京大使との懇談
令和6年7月10日


7月9日、穂坂外務大臣政務官は、SICA(中米統合機構)に加盟する7か国(コスタリカ、パナマ、ドミニカ共和国、ニカラグア、グアテマラ、ホンジュラス及びエルサルバドル)の駐日大使及び臨時代理大使を迎えて昼食会を実施し、意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、穂坂政務官は、来年中米域内5か国と外交関係樹立90周年を迎えることから、これらの国を含めたSICA加盟国との関係強化を目指したいと述べました。また、5月の岸田総理による中南米政策スピーチや、上川外務大臣の下での「中南米外交イニシアティブ」を念頭に、自らの中米諸国訪問時の印象や経験にも言及しつつ、中米との新たな連携の分野を特定し、協力を進めたいと述べました。
- これに対して、参加した駐日大使等からは、中米の在京大使を一堂に会した今回の懇談の実施に謝意が表明され、SICAにおけるそれぞれの課題に対処しつつ、投資やインフラ整備等の経済分野や気候変動等の環境分野において中米地域が連携することの重要性を強調し、日本の協力への期待が示されました。
- また、来年は中米5か国が日本との外交関係樹立90周年を迎えることに加え、大阪・関西万博に参加する国もあることを踏まえ、これらの行事も機会として日・中米関係を強化すべく、今後も緊密に連携していくことで一致しました。