中南米

平成27年10月8日

1 概要

 2015年6月14日~16日,アメリカ合衆国ワシントン市において第45回米州機構(OAS)総会が開催されました。開会式ではアルマグロOAS事務総長が基調演説を行い,総会にはブリンケン米国務副長官を含むOAS加盟国34か国の外相等が出席しました。

2 今次総会の主な議論

(1)今次会合は,「OASの現在と未来」を基調テーマとし,グアテマラの選挙プロセス支援,OAS事務局の現代化・再編,米州社会憲章行動計画,年長者の人権保護米州協定など計9本の決議を採択しました。
 
(2)また今次会合においては,ボリビアの「海への出口」問題,フォークランド(マルビナス)諸島問題等,様々な議論が行われたほか,米州人権委員会,米州人権裁判所,米州法律委員会等,多くのOAS関連機関の選挙が実施されました。

3 その他

 第46回OAS総会は,2016年6月13日~15日にドミニカ共和国・サントドミンゴで開催される予定です。


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