中南米

　本19日（火曜日）午後5時から1時間，岡本三成外務大臣政務官は，中米統合機構（SICA）各国の環境大臣，環境副大臣等の表敬を受けたところ，概要は以下のとおりです。

1. 冒頭，岡本外務大臣政務官から，中米統合機構（SICA）を構成するエルサルバドル及びホンジュラスの環境大臣，グアテマラの環境副大臣，コスタリカの国家保全地域庁長官，ならびにSICA幹部による今次訪日を歓迎する，生物多様性分野を含む環境分野は，日本ならびに中米地域にとり優先順位が高いものであり，今次訪日により，中米統合機構（SICA）を通じた環境分野における我が国の協力の深化に資することを期待する旨述べました。
2. これに対し，SICA側からは，日本による各国に対するこれまでの二国間支援に加え，SICAを通じた支援が行われることは，日本と中米の協力関係における更なる前進となり得ると評価した上で，SICA構成8か国は世界の生物多様性の8％を占める一方，気候変動の影響に極めて脆弱な地域であることからも，今次訪日招へいも含め日本の支援に感謝しており，今後も日本と中米地域との協力関係の深化のために日本側関係者と一層協力していきたい旨述べました。