パナマ共和国

令和8年8月5日

1 茂木外務大臣によるムリーノ・パナマ大統領表敬及びワーキング・ランチ

握手をする茂木外務大臣とムリーノ・パナマ大統領
意見交換をする茂木外務大臣とムリーノ・パナマ大統領の様子

 現地時間8月5日午前11時30分(日本時間6日午前1時30分)から60分間、パナマを訪問中の茂木敏充外務大臣は、ホセ・ラウル・ムリーノ・キンテロ・パナマ共和国大統領を表敬しました。また、午後12時40分(日本時間7日午前2時40分)から60分間、同大統領とのワーキング・ランチを行いました。

(1)冒頭

  1. ムリーノ大統領から、茂木大臣のパナマ訪問に対し歓迎の意が表されたほか、日本によるこれまでの支援に対する謝意が示され、日本との関係を強化し、戦略的パートナーとなることを目指したい旨述べました。これに対し、茂木大臣から、価値や原則を共有する重要なパートナーであるパナマとの更なる関係強化への機運はかつてなく高まっている旨述べました。
  2. 両者は、共に海洋国家である両国にとって、海洋秩序の維持・発展は、死活的利益であるとの認識で共有しつつ、国際情勢が大きく変化する中、海洋を含めた、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を共に守ることが重要であるとの点につき一致しました。

(2)二国間関係

  1. 茂木大臣から、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」について説明し、パナマのような同志国と、「自律性」と「強靱性」を備えるための協力をより推進したい旨述べました。これに対し、ムリーノ大統領から日本の取組を評価する旨の発言があり、両者は、具体的な協力を推進していくことで一致しました。
  2. また、茂木大臣から、FOIPの下での取組として、日本は、これまでもパナマの課題解決に資する官民連携の推進に取り組んできた旨述べ、両者は、引き続き、パナマ運河の安全かつ安定的な利用環境の確保や、パナマ運河、原油パイプライン等のインフラの機能強化、廃棄物処理等の緊急性の高い課題解決、AI等、様々な分野において、日本企業の技術や知見を活用しつつ新たな成長機会の創出につなげていくことで一致しました。

(3)地域情勢・国際場裡における協力

  1. 両者は、東アジア情勢や中南米地域情勢を含めた地域情勢について率直な意見交換を行いつつ、安保理改革を含めた国際場裡における協力を一層強化していくことで一致しました。
  2. また、両者は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応についても緊密に連携していくことを確認し、茂木大臣から、北朝鮮による拉致問題の即時解決について引き続きの理解と協力を求め、ムリーノ大統領から支持を得ました。

2 日・パナマ外相会談

握手をする茂木外務大臣とマルティネス= アチャ・パナマ外務大臣
茂木外務大臣とマルティネス= アチャ・パナマ外務大臣の会談の様子

 現地時間8月5日午前10時(日本時間6日午前0時)から40分間、パナマを訪問中の茂木敏充外務大臣は、ハビエル・エドゥアルド・マルティネス=アチャ・バスケス・パナマ外務大臣と外相会談を行いました。会談の際に、マルティネス=アチャ外相から、令和8年熊本地震における大きな被害に哀悼と連帯の意が表されるとともに、日本人が困難に立ち向かう姿は、世界の人々の模範になると述べ、防災分野における協力の可能性についても言及しました。
 これに対し、茂木大臣から感謝の意を表明しました。

  1. 茂木大臣から、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」について説明し、マルティネス=アチャ外相から支持が表明されました。両大臣は、進化したFOIPの下、サイバーセキュリティを含むパナマ運河の機能強化や、官民一体となった重要インフラの整備等の二国間の具体的な取組が進んでいることを歓迎し、一層の協力を推進していくことで一致しました。
  2. また、茂木大臣から、交通渋滞や廃棄物の増加等、パナマにおける緊急性の高い課題の解決に向け、日本企業の技術や知見が活用されることは日本政府としても有意義と考える旨述べ、官民で協力し、新たな機会の創出につなげていきたい旨述べました。マルティネス=アチャ外相からは、「パナマ首都圏都市交通3号線整備計画」等のこれまでの日本の協力に謝意が述べられ、今後も日本と共に課題解決に取り組んでいきたい旨の発言がありました。

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