パナマ共和国

平成28年1月15日
14日午後5時15分から約45分間,黄川田仁志外務大臣政務官は,ルイス・ミゲル・インカピエ・パナマ外務次官(Mr. Luis Miguel Hincapie, Vice Minister of Foreign Affairs of the Republic of Panama)と会談しました。概要は以下のとおりです。

1 インカピエ次官は,今次訪日における日本のホスピタリティーへの謝意を表明するとともに,政治,外交,経済,通商分野における両国関係の更なる強化を図る意志を表明しました。また,バレーラ大統領が訪日希望を有していることを伝達しました。さらに,現在実施中のパナマ運河拡張工事の早期完了は,パナマ国民にとっても非常に重要であるとして,引き続き尽力していく旨述べました。

2 黄川田政務官は,インカピエ外務次官の訪日を歓迎した上で,日本がパナマ運河の主要利用国であるとともに,日本の商船の約7割がパナマ船籍であることに言及し,二国間関係を更に強化していく必要がある旨述べました。また,バレーラ大統領の訪日については,実現に向けて最大限協力したい旨述べました。さらに,現在実施されているパナマ運河拡張工事の早期完了への期待も表明しました。

3 また,会談では,パナマの持続可能な都市開発のために重要な意義を有する,パナマ首都圏都市交通3号線整備事業の実施に向けて,両国が引き続き協力していくことが確認されました。これに関連し,黄川田政務官とインカピエ外務次官は,会談終了後,日本の技術の活用等に関する両政府の意向を確認する「パナマ市における質の高いインフラの導入に関する協力覚書」に署名しました。

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