メキシコ合衆国
日・メキシコ外相会談及びワーキング・ランチ
令和8年8月3日
現地時間8月3日午後0時10分(日本時間4日午前3時)から約50分間、メキシコを訪問中の茂木敏充外務大臣は、ロベルト・ベラスコ・アルバレス・メキシコ外務大臣と外相会談を実施し、その後、午後1時30分(日本時間4日午前4時)から約60分間、同外相とのワーキング・ランチを行いました。
1 外相会談
- ベラスコ大臣は、冒頭、茂木大臣のメキシコ訪問に歓迎の意を表すとともに、今般の令和8年熊本地震において、多くの人命が失われたこと及び甚大な被害が出たことに対し、メキシコ国民及び政府を代表して哀悼と連帯の意を表する旨述べました。これに対し、茂木大臣から連帯の意に感謝したい旨述べました。またベラスコ外相から、来年の日本人メキシコ移住130周年、再来年の外交関係樹立140周年等の機会を捉え、日本と一層の関係強化を図りたい旨述べ、茂木大臣から、今後予定される周年行事も念頭に、現在の厳しく複雑な国際情勢下において、日本とメキシコの二国間関係を新たな高みに引き上げたい旨述べました。
- 両大臣は、サプライチェーンの強靱化等の経済安全保障を含む幅広い分野で戦略的な対話を強化すべく、「日・メキシコ・ハイレベル経済対話」の立上げ及び今年度内の第一回会合開催を目指すことで一致しました。また、茂木大臣から、4月に実施された首脳電話会談において確認された、メキシコからの原油100万バレルの輸入にも言及しつつ、両大臣は、エネルギー分野における協力の継続・強化及び科学技術分野における協力の推進を含め、二国間協力を一層強化することで一致しました。加えて、両大臣は、中長期的な視点を含めた二国間関係の一層の強化に向けて、局長級のジョイント・タスク・フォースを創設することで一致しました。
- さらに、茂木大臣から、メキシコにおける日系企業の活動のためのビジネス環境整備に関する協力を要請し、ベラスコ大臣から、メキシコに進出する日系企業の存在は、メキシコにとっても重要であり、メキシコ政府として、日系企業の声に耳を傾け、二国間の経済関係の強化に向けて取り組みたい旨の発言がありました。また、両大臣は、サルガッサム問題の解決に向けた取組みを始めとして、日本メキシコパートナーシップ・プログラム(JMPP)含む開発協力においても、一層連携を深めていくことで一致しました。
- 両大臣は、CPTPPの枠組みにおいても、引き続き連携することで一致しました。
2 ワーキング・ランチ
- ベラスコ大臣から、米墨関係や中南米情勢等について説明があり、地域枠組も活用しながら、日本と中南米地域の連携を一層強化するべく、メキシコとしても協力したい旨述べました。
- また、両大臣は、厳しさを増すインド太平洋情勢等についても意見交換を行いました。ベラスコ外相から、メキシコとASEANとの関係強化を進めたい旨述べ、これに対し、茂木大臣から日本とASEAN諸国との長い協力関係に触れつつ、日本としてもメキシコとASEANの関係強化に協力する旨述べました。また、両者は、今後も、G20といった枠組みでの協力を含め、国際場裡における連携を強化していくことで一致しました。
